流通業の株主優待


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私たちの生活に深く関わりがある流通業の株主優待はどうでしょうか。運輸関係は株主優待の華と言われますが、それらの交通を必要としない人にとっては無用の長物です。ですが流通各社となるとスーパーや百貨店など、身近に利用する機会が多いので株主優待にも自ずと関心が高くなります。
まずは流通業界の超大手、イオンです。イオンではオーナーズカードという制度が設けられており、新規に株主となった人にはこのカードの申込書が送付されます。オーナーズカードに申込みをした人は半期にイオングループ各店で100万円以上の買い物をした場合、保有株式数に応じてキャッシュバックされます。最大7%なので、100万円買い物をした場合は7万円が支払われます。半期と言うと6ヶ月です。6ヶ月で100万円もの買い物というのは条件が厳しいと最初思いましたが、イオングループのお店は全国各地にありますし、1ヶ月に換算すると10万円台ですからそれほど高いハードルでも無さそうです。
次にダイエーはどうでしょうか。勝ち組のイオンに対して負け組と言われるダイエーですが、ちゃんと株主優待もありました。ダイエーも株主として登録されると優待カードが発行されます。このカードを提示して買い物をすると5%の割引となります。保有株式数が多くなると適用される上限金額が上がるようになっています。
スーパーの次は百貨店です。まずは業界首位の高島屋から。高島屋の株主優待も買い物に対する優待がメインとなっています。株主だけが持っている優待カードを提示すると買い物価格から7%割引となります。ここまでならスーパーと大差はありませんが、ここから先が百貨店は少し違います。百貨店には美術館などのイベントスペースが併設されています。百貨店の株主優待はこれらの施設に無料で入ることが出来る優待券も提供されます。このあたりに商品を売るだけではない、という百貨店の考え方が垣間見られます。同様の優待は三越にもありました。
スーパーや百貨店のように何でも取り揃えている小売店に対して、特定の商品に特化した専門店でもユニークな株主優待があります。例えばメガネ専門店の愛眼。100株以上の保有でメガネ、フレームが50%引きで買えます。メガネに関係の無い人や、これだけを見た人は「なんだそれだけか」と思われるかも知れませんが、最近のメガネはまさにピンキリで良いものはかなり高額になりますから半額になるというのは非常に大きいです。また、愛眼の株価から算出すると、この優待を受けるのに必要な投資金額は6万円少々です。6万円の投資で高級メガネが半額となると、意外にメリットは大きいのではないでしょうか。

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このページは、isが2007年12月25日 16:00に書いたブログ記事です。

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